会津大芦からむしの由来
この織物は我が国、最古の原始織物として最近各方面より、脚光を浴び折紙つきの「会津大芦からむし」と云い、高原地帯に生植せる野生の麻を採取いたし、これを手でつむぎ織り方も二千年来の昔の手法のまま高度な特殊技術により、これまた原始的方法により製作された織物にて、雪深い奥会津の冬の間に一貫生産される貴重な織物であります。古く徳川幕府が天下統一の際、全国の諸大名に上、下および夏の単衣等に着用せしめたること歴史記録にものこつておりますが現在の織物としては、我が国ではこれが最初のもので、日本最古の由緒ある織物でございます。

此の織物は、からむしとゆう山深い会津の源野に生する野草の皮にて製作した織物です。

ざらっとしていてハリのある風合いです。

からむしは、イラクサ科に属する宿根草の植物で、苧麻（ちょま、からむし）、または青苧（あおそ）といい、一般的に畑で栽培するからむしの繊維を青苧と呼んでいます。からむしを原料とする上布の生産地では、越後（越後上布・小千谷縮布）や宮古（宮古上布）、石垣（八重山上布）などがあり、昭和村は本州における唯一、上布原料の産地となっています。

単衣（裏地無し）盛夏の着用
広衿 （ポリエステル絽の衿裏）
居敷当てあり（腰から裾まで）

【色】
白色

【素材】
からむし１００％

【サイズ】
適応身長153～163cm
標準体型（ヒップ97ｃｍ前後）

身丈（背）　約158ｃｍ　／　４尺　１寸　８分
裄丈　約65.5ｃｍ　／　１尺　７寸　３分
袖丈　約49ｃｍ　／　１尺　３寸　０分
前幅　約24.2ｃｍ　／　６寸　４分
後幅　約30ｃｍ　／　７寸　９分
袖幅　約33.7ｃｍ　／　８寸　９分
袖付　約22.7ｃｍ　／　６寸　０分
袖口　約22.7ｃｍ　／　６寸　０分
衿下（褄下）　約79.5ｃｍ　／　２尺　１寸　０分
くりこし　約3ｃｍ　／　８分

【状態】
新品未使用品
うっすらと黄変が見られます。身頃周辺は綺麗な白さです。
左袖が１番黄変が分かります。
左袖前に小さなシミが見られます。（写真８枚目参考）
黄変部分と白い部分を並べますと分かりますが、ご着用時は分かり辛いかと思います。

※反物の写真はお仕立て前の写真です。

参考価格￥２９８，０００

【発送方法】 …

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