古帛紗(こぶくさ 古袱紗)です。

お抹茶を呈する際や、敷物としてご活用下さい。

【お布】
表装裂　和紙裏打ちの素材です。桃の実緞子　薄茶色地に、豊かな桃の実と葉が堂々と織り出されています。上巳の節句(桃の節句)のご趣向にあわせての話題提供や、長寿などのお祝い時にこのおめでたい桃模様をご愛用いただきたいです。

＊桃模様: 西王母が桃を食べて三千年の齢をのばしたといわれる伝説に由来し「西王母模様」とも呼ばれます。不老長寿の縁起をもつ実だけでなく、枝、葉、花も邪気を祓うとされます。神話や御伽噺、古文などに、桃は高貴な植物として登場します。

素材は、掛け軸の表装に用いる裂地　絹紙布(タテ絹糸×ヨコ紙糸)やタテ絹糸×ヨコ綿糸の天然素材です。「表具裂はほとんどが名物裂の柄行き」です。お軸を拝見した際に、愛用している古帛紗と同じ裂地と出会った時、ときめきます❤️是非、このときめきを、皆さまにも感じていただきたいです。
#表装裂古帛紗
下にも説明してありますが、紙糸はある意味、高級品であり、古帛紗には最適な素材です。さりげなくご愛用して欲しい一品です。

柔らかく薄手の裂地ですので、芯の裏貼りでパリッと仕上げました。

＊紙糸(かみいと):和紙から生まれた天然繊維です。衣料にも活用されています。吸水性吸湿性に富み、調湿効果もございますので、蒸れにくく、肌や大切な器に触れるアイテムには、ピッタリです。丈夫で、末長くご愛用いただけます。お軸の表装に利用されている意味が頷けます。

【大きさ】
茶道の裏千家で利用する古帛紗の昔からのサイズ
香道で活用される方もいらっしゃいます。
出来上がりサイズ
5寸(15.2cm)×5寸3分(16.3cm)の型紙で製作していますが、多少の誤差はお許し願います。

【縫製方法】
3方が縫われていて、短い5寸の1辺が「わ」(わさ)になっています。
結び玉は無しです。

❤️新品なので、中央に折り目をつけておりません。
二つ折りにご利用の際は、「わさ」を右側にして、お好きな面をおもて面にお決めになり、二つ折りなさって下さいませ。

【複数購入の場合のお値引き】
1品目は表示価格＋2品目は(表示価格ー150円)
3品目や4品目も同様に150円引きます。

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